害獣の種類
これらの動物は、見た目はかわいいのですが、家屋に侵入しさまざまな迷惑をかけるので、害獣とされています。昨今、特に被害が多い数種類の性質や特徴を紹介します。
ネズミ
- 種類
- ネズミ ネズミ科(クマネズミ、ドブネズミ)
- 地域
- 日本列島のほぼ全域に生息
- 体長
- 15~25cm
- 出産
- 年5~6回 1回の出産で平均6匹を産む
- 特徴
- 雑食性・夜行性
被害が最も多いクマネズミは特に警戒心が強く、学習能力が高い。
木登りや電気配線綱渡り等、細い所や狭い場所も器用に移動する。
- 注意
- 今やどこにでもいるネズミ!地域に関係なく要注意!
ねずみの駆除の詳細については、【ねずみ駆除.com】もご覧ください。
ハクビシン
- 種類
- ハクビシン ジャコウネコ科
- 地域
- 四国と東海から東日本に多く生息
- 体長
- 50~80cm
- 出産
- 年1回 1回の出産で平均1~4匹を産む
- 特徴
- 夜行性
植物食中心だが、ネズミやカエル、昆虫等を食べることもある。
名前の由来は、鼻から頭に向けて白い毛があり、そのため漢字では白鼻芯と表記される。
木登りが得意なので、屋根から侵入することが多い。
- 注意
- 果樹園、畑地近隣は要注意!
イタチ
- 種類
- イタチ イタチ科(ニホンイタチ、チョウセンイタチ)
- 地域
- 西日本に多く生息
- 体長
- 13~40cm
- 出産
- 年1回 1回の出産で平均4匹を産む
- 特徴
- 主に夜行性
肉食中心でネズミ類を捕食、鳥の卵やヒナ、昆虫等も食べる。
垂直の壁も平気で登り、泳ぎも達者。
- 注意
- 海岸部の低平野地域や河川沿いの家屋は要注意!
アライグマ
- 種類
- アライグマ アライグマ科
- 地域
- 日本全国で被害増加中
- 体長
- 50~60cm
- 出産
- 年1回 1回の出産で平均4~6匹を産む
- 特徴
- 夜行性
雑食性で、昆虫から小型の哺乳類、農作物まで捕食する。
木登りや泳ぎが得意で力も強いため、家屋のさまざまな所から侵入する。
- 注意
- 水辺近くの家屋は特に要注意!